アンケートを活用して効果的な意思決定を行う 5 つの方法

どの企業も、望む成果を手に入れるためには、顧客満足度が極めて重要であると理解していますが、顧客に継続的に利用してもらうことは容易ではありません。「顧客が真に求めているものは何なのか」という根本的な問いが常に湧き上がります。

このため、生活者の行動予測やマーケットのトレンド分析に多くの時間が費やされています。しかし、顧客の心理については顧客に聞くのが一番ではないでしょうか。

アンケートを活用して効果的な意思決定を行う 5 つの方法

Google サーベイ、米国、マーケット リサーチの利用状況。ベース: プロダクト マネージャー、マーケター、広告主(米国)。n=195(米国の国勢調査に基づき調整)、2018 年 4 月。

現在では、データに基づくインサイトはマーケティングの宝の山だという認識が広がっています。それにもかかわらず、意思決定の際、生活者にアンケート調査を行っているマーケターは 40% に満たないというのが実情です1。

かつては、アンケート調査は高額かつ非常に時間のかかるものでした。わずかな回答を得るために数ヶ月も費やし、プロジェクト進行の足かせになることもありました。

しかし、それはもはや過去の話です。Google サーベイのようなオンライン アンケート ツールを使えば、簡単に費用対効果に優れた上質なマーケット調査を行うことができ、さらにわずか数日で求めていた回答を得ることができます。さらに重要なのは、アンケートによって「勘頼み」から脱却できるということです。今回の記事では、ビジネスにおける意思決定にアンケートを活用するために役立つ 5 つのポイントを紹介します。

1. キャンペーンに先駆けてクリエイティブをテスト

マーケティング キャンペーンは、多額の予算が動く大規模なプロジェクトになることもあります。事前にアンケート調査を行い、複数のクリエイティブのバージョンについてユーザーの反応を測定することが可能です。これにより、クリエイティブのチームはより確信を持って制作にのぞみ、ときには一歩踏み出した企画で勝負することもできるのです。

2. トレンドの見極めが容易に

移り変わりの激しいデジタル業界では、最新のトレンドが一時的なものなのか、定着するものなのかという判断は困難です。おそらく貴社のデジタル部門も最新のトレンドについて検討しているでしょう。それに関するアンケートを行えば、アイデアを数値で裏付けることができます。また業界の趨勢を見極めるためのインサイトを早い段階で得ることができるのです。一例として、常にトレンドが移り変わっている旅行業界を見てみましょう。Orbitz で生活者インサイトを分析しているチームは、アンケートを活用してユーザーの意識や志向をほぼリアルタイムで把握しています。Orbitz の生活者インサイト上級ディレクター Stacey Symonds 氏は、「知りたいことがあれば 、24 時間以内に答えがわかります」と語ります。

3. ユーザーの絞り込みに効果的

マーケティングにおいては、ターゲットを熟知することが決定的に重要です。想定ユーザーが求めているものを理解し、そのユーザーに響くメッセージを届ける必要があります。アンケートを活用すれば、特定の年齢層や特定の地域に住むユーザーなど、特定のグループのインサイトを得ることが可能です。ターゲット ユーザーの絞り込みができていない段階でも、アンケートはその見極めに役立ちます。

4. 同業他社についての意識調査も可能

生活者アンケートでは、自社のブランドや商品以外に関する質問もできるため、自社と似たポジショニングの会社や同業他社に対するユーザーの意識を深掘りすることができます。もちろん業界全般について、広く意識調査することも可能です。

5. 新製品に対するユーザーの反応を知る

新製品の開発や、新たなコンセプトで新規ブランドを立ち上げる際には、リスクがつきものです。しかし、事前にアンケートを実施することで、リスクを最小限に抑えることができるのです。

新商品の方向性を探る場合でも、業界におけるユーザー行動の流れを知りたい場合でも、アンケートは極めて役立つツールです。生活者のインサイトを理解し、顧客という最も重要なユーザーから直接もたらされたデータに基づく意思決定が可能になるからです。

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