Think with Google 日本版が昨年 11 月に公開され以来、合計 84 本の記事を公開してきました。今回は、その中で、2017 年 1 月 1 日から2017 年 6 月 30 日までの期間で、最もページ別訪問数の多かった上位 10 記事の概要をご紹介したいと思います。
2017 年 1 月 1 日から 2017 年 6 月 30 日までの期間で、最もページ別訪問数の多かった記事を、その概要とともに振り返ります。新たな視野を広げたり、ビジネスのヒントを発見するきっかけになるかもしれません。今一度、目を通してはいかがでしょう。
#10 検索トレンドから垣間見える日本人の新生活
季節の変化に応じて移り変わる生活者の意識や関心は、Google 検索や YouTube 内での検索動向にも明確に表れます。この記事では、3 月の 「 卒業 ・ 卒園 」、および 4 月の 「 新生活 」 の準備に向けた検索トレンドをご紹介しています。
#9 機械学習を活用したマーケティングで利益を最大化 ‐ 一休
高級宿泊施設予約サイトを運営する一休が、コンバージョンだけでなく、Google アナリティクスから把握できるトラフィックからサイト内行動など、すべての顧客データを一気通貫で活用しながらデータドリブンアトリビューション( DDA )を導入することで、自社の利益( ROAS )を KPI として可視化し、最大化した例をご確認ください。
#8 マイクロモーメントを洗い出し、生活者の 「 夜 」 をとらえる
本記事では、 「 夜の検索の動き 」 に焦点を当て、人々のマイクロモーメントの現在と、それを見据えたマーケティングの成果について、Google のデータを参照しながら掘り下げました。夜の時間帯の検索に着目することで、マーケティング投資の成果を上げた HOME'Sや DMM.com 証券の実例もご覧いただけます。
#7 ラストクリックの手前側:購買検討の初期段階にある生活者の意図を捉える
人々の情報接触における「マイクロモーメント」が格段に増えた結果、生活者は「いつでも」「どこでも」好きな時に検索し、必要な情報を入手するようになりました。企業が確実にその瞬間を捉えてビジネスにつなげるには、個々の瞬間に最適なメッセージを届ける必要があります。この個々の瞬間の重要度を考慮に入れた広告配信を可能にするのが、データドリブンアトリビューション (DDA) です。この記事では、H.I.S. の事例をもとにビジネスへの影響を検証しました。
#6 検索データから見るインバウンド旅行トレンド
2011 年から年率平均約 30 % で増加する訪日外国人。2016 年度は前期比 22% 増の約 2,200 万人となり、2020 年のオリンピックまでさらなる増加が見込まれています。訪日外国人は日本に何を求め、何を楽しみ、どのように情報収集しているのでしょうか。Google の検索データから見えてくるトレンドを、下記の項目に注目して考察しました。
1. 大都市だけでなく東京近郊や地方都市へ
2. 旅行の検索や予約はモバイルから
3. 訪日旅行者の Micro-Moments - コト消費
#5 KPI の新たな潮流 - ビューベースリーチを可視化する
ダイレクトレスポンス目的の投資に加えて、ブランド イメージ目的のデジタル広告の投資が拡大しています。本記事では、ブランディングを目的としたディスプレイ広告を、従来の CPC 入札 や CPM 入札 ではなく、広告を見てもらうことを基準に最適化した vCPM 入札で運用する新たな入札運用の潮流をご紹介しています。
#4 チラシからオンラインへ - ローソンストア 100 の事例から学ぶ
折込広告 (チラシ) は、新聞の部数減とともに年々減少していますが、いまだ小売業界では主な販促媒体として利用されています。一方、生活者のメディア接触におけるオンライン比率は増加しており、チラシだけではメッセージが届かない生活者もいます。従来のチラシの強みや特徴を活かしつつ、人々のメディア接触に合わせたデジタル広告の活用を検討していく際の論点を検証しています。
1 : チラシの特徴・強みをどこまでデジタルで代替できるのか?
2 : デジタル広告だからこそできることは?
3 : チラシと比べ、デジタル広告の広告効果はどの程度か?
#3 メーカーと流通の新たな販促の形: 味の素社の事例より
メーカーにとって、顧客ニーズに応えて商品の魅力化を図りつつ、同時に店頭への流入にもつながり、さらには小売店からも支持されるという新たな発想が求められる時代になりました。この課題に対するアプローチのひとつとして、調味料最大手の味の素株式会社のペースト状中華万能調味料「Cook Do® 香味ペースト」の販促活動を取り上げています。
#2 6 秒で、気持ちをつかむ
生活のなかにモバイルが浸透した結果、いつでもどこでも自由にコンテンツを楽しむ人が増えてきました。特にモバイルで動画を視聴する人は増加の一途です。この記事では、比較的短時間でコンテンツを楽しむ傾向のあるモバイル経由の動画視聴者の特徴に合わせ、Google が 2016 年末に発表した 6 秒動画広告であるバンパー広告の特徴と、それを活かした事例をご紹介しています。
#1 新たな動画トレンド - 日本のレシピ動画の今
音楽、映画、オリンピック関連、個性的な YouTuber などが注目を集めた動画トレンドに、新たに加わった兆候の 1 つが料理やお菓子などの作り方を紹介した「レシピ動画」です。「レシピ動画」普及の背景や生活者の行動に与える影響、さらにはマーケティングにおける活用例などを、Google のデータからご確認ください。
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